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島根県の林道整備事業の取り組み

 

林道の整備って何をしてるの?

 主な林道の整備事業の内容はつぎのとおりです。

 

○新設(開設)・・・新たに林道を整備する事業です。

 開設工事を子ども達に紹介

 林道の開設工事を地元の子ども達に紹介

 

○舗装・・・砂利道となっている林道を走行性向上などを目的に舗装する事業です。

 舗装前の路線___舗装後の路線

舗装前____________________舗装後

 

○改良・・・林道機能の向上を目的とした工事を行う事業です。島根県では林道へ落石や崩壊等を防止する法面工事をよく行います。

 落石の多かった林道法面___落石防止網を設置した林道法面

頻繁に落石のあった林道法面に落石防止網を設置し、交通の安全を確保

 

コスト縮減・環境配慮

●限られた予算を使い最大限の効果を発揮するために、新工法などを採用し工事コストの縮減を図っています。

<コスト縮減の一例:よう壁工法の見直し>

 近年、道路肩を作る際の構造物は主に「補強土壁」を採用しています。

 壁内に掘削した土を詰めて利用することが可能で、残土量を減らすことにより工事コストの縮減が図れます。

 

擁壁工法紹介
コンクリート擁壁(旧工法) 補強土壁(新工法)
コンクリート擁壁旧工法の画像です
補強土擁壁新工法の画像です

 

●山林内を通る林道が環境へ与える影響を最小限に留めるために、環境に配慮した工法を採用することとしています。

<環境配慮の一例:木材チップ吹付工法の採用>

 林道で伐根した木材を現地でチップにして法面緑化材として吹き付け利用します。

 周辺のから種子が進入しやすくなると共に建設副産物の減量にも繋がります。

チップ破砕

●公共事業で木材を積極的に使用する県の基本方針(県林業課木材振興室ページへ)に従い、各工事現場では積極的に木材を利用することとしています。

<木材利用の一例:間伐材パネルの採用>

 間伐材で作るパネルを林道の法面に設置し、法面下部で発生する草を抑制することで、除草費の削減、運転の際の視距確保が期待できます。

間伐パネル


お問い合わせ先

森林整備課

島根県 農林水産部 森林整備課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
・森林計画係(地域森林計画、森林情報など)TEL:0852-22-5178
・森林保全係(保安林、林地開発など)TEL:0852-22-5169
・造林係/森林育成係(造林、種苗、森林病害虫の防除など)TEL:0852-22-5177
・治山係(治山事業、地すべり防止事業など)TEL:0852-22-5172
・林道係(林道事業、林道の災害復旧事業など)TEL:0852-22-5171
・森林環境保全スタッフ(島根CO2吸収認証制度、島根CO2固定量認証制度、企業参加の森づくり推進など)TEL:0852-22-6541
FAX:0852-22-6549
E-mail:shinrin@pref.shimane.lg.jp

国有林野の活用についてはこちらをご確認ください
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/gaiyo/kasituke/kokuyuurinyanokatsuyou.html