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島根県立浜田ろう学校

 

浜田ろう学校の生徒さんが、石見食品株式会社(浜田市)(外部サイト)の見学、しまね環境アドバイザーの講義を受けました。

 

◇8月30日(水)石見食品株式会社の見学

石見食品株式会社は、昭和38年7月に設立。

『本社工場』と『油揚げ工場』があり、『本社工場』では、豆腐、厚揚げの製造、『油揚げ工場』では、油揚げやがんもの製造を行っています。

製造された、豆腐、油揚げ等は、中・四国、九州地方を中心に販売。年間売上高は、8億7千万円(H27年度)

通常の工場見学は中に入ることが出来ないのですが、今回は特別に『本社工場』に入らせていただきました。

それでは、見学の様子を見ていきましょう!


最初に、石見食品株式会社がどのような会社なのか、お話を伺いました。

社長の話を聞く、生徒 品質、手作り、美味しさにこだわっている

毎年、新製品の開発を行っており、現在、約100種類の製品があります。

 


次は、本社工場内の見学です。

専用の服を着て、エアーシャワーで衣服等に付いている埃を落とし、手洗い・消毒を行います。

エアーシャワー室に入って埃を落としている、手洗いをしている生徒たちの写真

 

1.大豆の貯蔵倉庫

原料の大豆は、島根・石川・富山・九州地方産を3割、カナダ産7割を使用。原料となる大豆は、必ず、生産地に行き確認

 

2.大豆を水に浸す

大豆を水に浸している写真

大豆を水に浸すと、膨らんで柔らかくなります。

大豆はとてもデリケート。室温を約20度に保ち、劣化しないように気をつけます。

 

3.大豆を加熱する

大豆を加熱している写真

水に浸した大豆を加熱しながらすりつぶし、”豆乳”と”おから”に分けます。

”豆乳”は、豆腐の材料になるのですが、さぁ!”おから”は、どうなるのでしょう。

 

おからは、益田市の牧場で牛のエサとして使用している。

 

4.豆乳ににがりを加え、型に流す

にがりを入れ固まった豆腐を型に流し込んでいる写真 にがり入り豆乳を型に入れ、上から重石を乗せた様子

赤い点線で囲んだ容器が倒れ、一気に型に流し込みます(写真左)。型の上に重石を乗せ十分に固めます(写真右)

 

5.型から取り出し、豆腐容器に入れる

 

従業員の人が型から豆腐を取り出し、水につけている様子。

型から取り出された豆腐を水の中に入れ、機械で1丁分にカットし、豆腐容器に入れます。

 

その他に、ざる豆腐、厚揚げ、袋豆腐等の製造工程も見ることが出来ました。

おぼろとうふ、厚揚げ、袋豆腐を作っている様子の写真

 

 

まとめ

☆生徒の質問

 

Q1石見食品では、何を製造していますか。

A1豆腐、油揚げ、厚揚げ、がんもどき等を製造しています。

 

Q2豆腐は1日、何丁製造していますか。

A2夏は約2万丁、冬は約3万丁製造しています。

 

Q3製造する上で、気を付けていることはなんですか。

A3衛生面や、毎日、同じような味・固さになるような豆腐作りです。

 

Q4食品ロスについて、どのように考えていますか。

A4工場内で、捨てるものがないようにしています。

 

 

担当者のつ・ぶ・や・きPart1

 豆腐に限らず、私たちが日頃スーパー等で販売されている食品を、安心して購入、食べることができるのは、製造する方々の日々の努力のおかげだと改めて思いました。石見食品では、機械製造ではなく、手作りにもこだわっています。

輸入した大豆は、地元の浜田港を利用し運ばれてきます。また、県内産の大豆を利用する等、地産地消にも取り組んでいます。

企業の方の様々な取組み、努力を見聞きすることで、食品に対する意識が変わるきっかけになればいいと思いました。 船のイラスト

 

◇9月14日(木)しまね環境アドバイザーによる授業の様子

 『地球にやさしい暮らし方』と題し、石見食品株式会社の見学を活かしながらスタートした、いつもと違う”特別授業”

調味料や食材等を購入する際に、外国産より国産を購入すること、リユースのものを使うことが、なぜ環境にとって良いのか。また、環境に配慮した『エコクッキング』とは、どのような工程で作るのか等を学びました。


スクリーンンに、地球2個半が表示されています。

これを意味するものは何でしょう。

地球上の全ての人が、電気やガスなどのエネルギーを使用して快適に暮らそうとすると、地球が2個半必要になる。

 

 

皆さんは、日頃、購入している食材や調味料が、どこで製造されたものか気に掛けて購入していますか?

例えば、国産の食材や調味料を購入する理由は、安心・安全だからという人が多いのではないでしょうか。

では、”環境”の視点で考えたとき、国産のものを買うことが、”環境”とどう関わっているのでしょうか。 考える人のシルエット

その答えは・・・このページのどこかに書いてあります。探してみてください!


環境に配慮した『エコクッキング』

 

材料はこちら↓

おから、甜菜糖、ホットケーキミックス、油、牛乳、たまご

これらの材料で、おからドーナツを作ります。

 

1.卵を混ぜて、油を入れる。

たまごを割る、生徒 油を入れる生徒

ボウルに卵を割り入れ混ぜます(写真左)。油も入れ、よく混ぜます(写真右)

 

たまごは、リユースできる容器に入っている。油は国産100%なたね油

 

2.牛乳→砂糖→おから→ホットケーキミックスの順に入れる。

すべて混ぜ合わせる

 

リユースできる瓶牛乳、北海道産の甜菜糖、島根県産のおから、北海道産の小麦を使用したホットケーキミックス

 

 

3.焼きドーナツメーカーに生地を入れる

材料を入れてふたをした写真

生地の量は、多いと生地がはみ出てしまうため、多すぎず少なすぎずの量を入れます。

焼きドーナツメーカーがない場合、たこ焼き器や、ホットプレート、フライパン等で代用可能!

 

4.完成!

焼き上がったおからドーナツを、取り出す生徒 焼き上がった、おからドーナツ

きれいに焼き色がついたら、完成!

 

☆生徒の感想

 甘くて、とても美味しかったです!

 

☆先生の感想

 日頃、調理活動をする機会がないため、新鮮でした。

 

生地が余ったので、先生も、おからドーナツ作りに挑戦!

ボウルに付いた生地を、”へら”で丁寧に取り除き、生地を残すことなく使い切りました。

洗い物をする時は、洗剤を使わない”アクリルたわし”で洗いました。

水をなるべく汚さない洗い方ですね!

 

まとめ

☆しまね環境アドバイザー常國先生の話

 「外国産のものは、船や車を使い、遠くから運んでくるため、エネルギーをたくさん使います。エネルギーをたくさん使うということは、CO2(二酸化炭素)の排出も多くなります。また、リサイクル(形を変えて再利用)容器より、リユース(再利用)できる容器を使うことは、エネルギーの使用を抑えることが出来ます。できる限り、エネルギー使用量の少ない国産や地元のもの、暮らしている地域の近くのものを購入するようにしましょう。」 笑った地球のイラスト

 

担当者のつ・ぶ・や・Part2

 もったいない=”MOTTAINAI”は、世界共通語だということをご存知でしょうか。私たち、日本人にとっては馴染み深い言葉ですが、”もったいない”は、英語に訳すことが難しい日本語といわれています。昔から言われている、もったいない精神から、3Rといった考え方が生まれたのだと思います。

 まだまだ使えるし、ごみにするにはもったいないから、リサイクルやリペアをしよう、リユースできるものを使おう。輸送する時に、エネルギーをたくさん使うなら、国産や地元の食材等を買おう。国産のものを買う人が増えたら、安くなる。また日本の農業を支えることにも繋がる。そういった、意識をもつ人が多くなれば、きっと、地球環境や私たちが暮らしている地域も変わっていくのだと思いました。

 


お問い合わせ先

環境政策課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
TEL:(0852)22-6379 FAX:(0852)25-3830
E-mail:kankyo@pref.shimane.lg.jp