2023(R5)年 年報
(1) RSウイルス感染症
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全県で総数1,474(流行指数1.47)と、10年間で2番目の大きな流行を認めた。流行の始まりは5月で、7から9月(8月がピーク)に多く、11月に下火となった。 コロナ前のほとんどの年は秋に流行していたが、2021から2022年に夏に流行するパターンに変化し、2023年も同じく夏に流行した。
コロナによる社会全体の行動パターンの変化が、RSの流行にも影響し続けていると考えられる。 ハイリスク児へのパリビズマブ(商品名シナジス)投与の時期にも関連するので、毎年の流行動向を注意深く見守る必要がある。
RSウイルス感染症報告グラフ
シーズン別の報告数合計:RSウイルス感染症
平均報告数
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
1,046
933
987
1,251
1,040
1,180
904
1,020
79
1,619
1,014
1,474
島根県感染症情報センター