(1) インフルエンザ >
データ表示
2020/2021年シーズンのインフルエンザは、総数がわずかに14件、指数にすると0.00と史上最少の年であった。
新型コロナウイルス感染症による自粛で、国内で県をまたいでの人の交流が極度に制限されたこと、例年日本の冬期のインフルエンザの流行に大きく影響を与えてきたオセアニアで
直近半年間(現地の冬期、日本の夏期)においてまったく流行が見られなかったこと、さらに他の地域も含め外国との交流がほとんど無くなったことが大きな原因と考えられる。
当然といえば当然であるが、インフルエンザを含めた風邪ウイルスは、人が交流することによって流行することを改めて示した年となった。
危惧された新型コロナウイルス感染症とのツインデミックが起こらなかったのは幸いであった。
インフルエンザ報告グラフ
シーズン別の報告数合計:インフルエンザ
平均報告数 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 |
2020年 | 2021年 |
7,510 | 8,699 | 7,133 | 8,521 | 8,607 | 8,467 | 8,154 | 8,846 | 10,391 | 10,224 |
3,555 | 14 |