2020(R2)年 年報
(2) 流行性角結膜炎 >データ表示
 2020(R2)年は、全県で12件の報告があった。東部10件、中部1件、西部1件であった。2020年は、新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクの着用、手洗い、 手指の消毒の重要性が浸透したため、 結膜炎の発症も少なかったと思われる。
 流行性角結膜炎は感染力が強く、家庭内発症や職場、学校での集団感染を起こしうるので、早期の発見と診断が重要である。感冒症状を伴う結膜充血や眼脂が見られる場合、 アデノウイルス感染症を念頭に置いて、対象患者の発症状況や周辺環境を含め詳細な問診が重要であり、さらなる流行の予防のための丁寧な生活指導、治療が重要であると思われる。
流行性角結膜炎報告グラフ
過去5年間比較
過去10年間推移
過去10年間推移
過去報告推移
島根県報告推移
地域別報告推移
年齢別報告推移
全国地域別報告推移

シーズン別の報告数合計:流行性角結膜炎
平均報告数2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年2018年 2019年2020年
31827112931737814312712