(4) 感染性胃腸炎 >
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過去10年間で最も少なかった2017年に比べ少し多かったのが2018年であるが、2019年はそれよりも少し多い7,102件であり、流行指数0.77の落ち着いた年であった。
ロタウイルスワクチンの普及で、ロタウイルス胃腸炎の減少効果が続いていると考えられる。今後ワクチンの定期化が始まるので、さらなる減少が期待される。
しかしワクチンが普及すると、ワクチンに含まれない亜型にロタウイルス胃腸炎の起炎ウイルスが変化する可能性もあるし、原因ウイルスはロタウイルス以外にもたくさんあるので、今後も注意深く推移を見守る必要がある。
感染性胃腸炎報告グラフ
シーズン別の報告数合計:感染性胃腸炎
平均報告数 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
2018年 | 2019年 |
9,008 | 9,110 | 11,753 | 9,527 | 11,233 | 11,169 | 8,239 | 7,695 | 10,396 | 6,071 |
6,796 | 7,102 |