2018(H30)年 年報
(10) 流行性耳下腺炎
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前年の6分の1以下の報告患者数は211(流行指数0.29)であった。2016(H28)年から2017(H29)年と続いた流行がほぼ収束した年であったと言える。 ワクチンの定期化にはまだ数年かかると予想され、流行は4から5年毎と言われている。
後遺症としての難聴のおおよその頻度は、片側性で300分の1、両側性で1000分の1と無視できない率で存在すると言われているので、 早期のワクチン定期化が望まれるところである。 ここ2,3年は非流行期であろうと予想されるので、この時期に、定期化を待たずにでもワクチン接種を勧めるべきであろう。
流行性耳下腺炎報告グラフ
シーズン別の報告数合計:流行性耳下腺炎
平均報告数
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
670
88
267
1,758
1,262
483
86
346
426
1,125
1,320
211
島根県感染症情報センター