2017(H29)年 年報
(6) 手足口病
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手足口病は2011(平成23)年以降、2年に1回の流行を繰り返している。2017(平成29)年は2年ごとの流行年に当たり、患者報告数は1935件で2016年の564件から大幅に増加した。
全県では6月中旬の第23週から報告数が増加し、7月中旬第28週(6.1)で警報レベル(5.0)を超える流行となった。引き続き報告数は増加を続け、7月下旬の第30週(10.0)に定点当り10.0人を超えてピークを迎えた。9月中旬の第38週(1.2)に警報終息基準値(2.0)を割り込んで、12月にかけて漸減した。
圏域別では浜田圏域を除く各圏域で警報レベルを超える流行となった。
原因ウイルスとしては、エコーウイルス18型が5月から8月にかけて多く検出された。9月以降はコクサッキーウイルスA6型と16型が検出された。
手足口病報告グラフ
シーズン別の報告数合計:手足口病
平均報告数
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
1,392
1,106
620
725
897
3,659
86
2,795
246
2,680
564
1,935