2017(H29)年 年報
(5) 水痘
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水痘は2014(平成26)年10月から定期予防接種の対象疾患となり、報告数の減少傾向が続いている。2017(平成29)年は282件となり、2016(平成28)年(331件)に続いて過去最低を更新した。
年間を通じて一週間当りの報告数は10人を下回っており、定点当りでも0.2人前後で推移した。圏域毎でも散発的な患者発生報告にとどまっていた。
定期の予防接種による流行を抑制する効果は明らかであるが、未感染のワクチン未接種世代が蓄積されている可能性もあるため、今後も流行の推移に注意が必要である。
水痘報告グラフ
シーズン別の報告数合計:水痘
平均報告数
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
1,257
1,882
1,580
1,671
1,909
1,591
1,608
1,429
1,117
428
331
282