(4) 感染性胃腸炎 >
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2017(平成29)年の患者報告数は6071件で過去10年間で最小の報告数となった。年間を通じて定点当り10.0人を超える週が無く、例年春期と冬期に見られる季節性の変動も目立たなかった。
圏域別では、1月に隠岐圏域で定点当り20.0人を超える流行があったほかは大きな流行は見られなかった。
病原体定点からの検体では、1月から6月にかけてと12月にノロウイルスG2が多かったほか、3月および4月にロタウイルスA、5月から8月にかけてエコーウイルス(18型と11型)が検出されている。
感染性胃腸炎報告グラフ
シーズン別の報告数合計:感染性胃腸炎
平均報告数 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 |
2016年 | 2017年 |
9,551 | 9,832 | 10,035 | 9,110 | 11,753 | 9,527 | 11,233 | 11,169 | 8,239 | 7,695 |
10,396 | 6,071 |