2016(H28)年 年報
(5) 感染性胃腸炎(ロタウイルス)
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感染性胃腸炎(ロタウイルス)は、2013年10月から5類基幹定点疾患となった。2014年、2015年は年間報告数100件未満であったが、2016年は240件となった。
過去2年間は3月から5月にかけて報告数が多い状況だったが、2016年は1月から報告数が増加し、2月中旬(第7週)に定点当り報告数が1.0人を超えた。その後漸増を続け、第14週(4月上旬)に定点当り4.88人のピークとなった。6月以降は散発的な患者発生報告となっている。
年齢群別では0〜4歳が83%、5〜9歳が14%、10〜14歳が1%、70歳以上が2%となっている。
病原体は、A群ロタウイルスが1月に2件、2月に9件、3月に9件、4月に3件、5月に1件の計24件検出された。
感染性胃腸炎(ロタウイルス)報告グラフ
シーズン別の報告数合計:感染性胃腸炎(ロタウイルス)
平均報告数
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
103
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-
-
-
-
-
6
88
76
240