2016(H28)年 年報
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 2015/2016シーズン(2015年第36週〜2016年第35週)について
 2015/2016年シーズンのインフルエンザの患者総数は7,746件で、過去5年間と比較し2番目に少ない流行となった。
 全国的には2月中旬第6週をピークとする流行となり、島根県は全国より遅い3月上旬第9週が流行のピークとなった。
 2015/2016年シーズン開始の9〜12月には、松江・雲南・出雲・益田で散発的な患者発生報告があった。特に、出雲圏域では10月下旬第43週および第44週、益田圏域では第44週に学級閉鎖措置をとった学校もあった。
 2016年1月中旬第2週(1月11日〜1月17日)には、県内全域の患者報告数が流行開始の目安となる定点当り1.0人を超えた。
 2016年2月上旬第5週(2月1日〜2月7日)には、県内全域の患者報告数が注意報レベル(10.0人)を超える流行(定点当り12.0人)となった。
 2016年3月上旬第9週(2月29日〜3月6日)には、県内全域の患者報告数が警報レベル(30.0人)を超え、流行のピーク(定点当り30.4人)となった。
 2016年3月下旬第13週(3月28日〜4月3日)には、県内全域の患者報告数が警報解除基準値(10.0人)未満(定点当り9.9人)となったが、松江圏域では8月、出雲圏域では7月まで患者発生報告があった。
 2015/2016年シーズンの流行は、全国的にA2009型とB型が主流となった。
 島根県も同様の傾向を示したが、全国に比べるとややB型が優位に検出された

閉鎖措置学校の患者数と発生動向調査の報告患者数
インフルエンザウイルス分離状況
過去の報告患者数と流行インフルエンザ型
シーズン別の流行ウイルス型その2

インフルエンザ報告グラフ
過去5年間比較
過去10年間推移
過去10年間推移
過去報告推移
島根県報告推移
地域別報告推移
年齢別報告推移
全国地域別報告推移

シーズン別の報告数合計:インフルエンザ
平均報告数2006/07年2007/08年2008/09年2009/10年2010/11年2011/12年2012/13年2013/14年 2014/15年2015/16年(2016/17年)
8,2156,5284,5778,61613,1168,7157,2318,5118,1878,922 7,746465