2015(H27)年 年報
(8) 突発性発しん
>
データ表示
年間を通じて報告件数がほぼ一定している疾患として知られており、感染症発生動向調査の精度評価の指標として用いられている。
2005年以降、703件〜961件(平均816件)と変動幅は小さいが、最初の2005年から2008年が1〜4位を占めており、やや減少傾向を示している。
2015年は、735件の患者報告があった。生後6か月までの乳児2.2%、生後7〜12か月の乳児43.8%、1歳代47.1%であり、これらが93.1%を占めた。2010〜2014年の5年間の平均(分布幅)は、生後6か月までの乳児2.9%(2.0〜3.8%)、生後7〜12か月の乳児52.4%(49.3〜59.0%)、1歳代41.3%(33.4〜44.9%)であり、概ね例年どおりであるが、2015年は生後7〜12か月の乳児がやや少なく、1歳代以降が幾分多かった。
突発性発しん報告グラフ
シーズン別の報告数合計:突発性発しん
平均報告数
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
816
961
820
880
917
803
703
781
812
752
811
735