2014(H26)年 年報
(11) 流行性耳下腺炎
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流行性耳下腺炎は4〜5年の周期で大きな流行となっている。2014年は年間346件で2004年からの過去10年間と比較して4番目に少ない報告数であった。
圏域別の週の定点当り平均患者数は、隠岐圏域で1.6件と最も多く、次いで益田圏域の1.1件であった。益田圏域では6月から、隠岐圏域では9月中旬から継続して患者発生報告があった。
全国では定点当り患者報告数が0.2件〜0.4件で推移した。島根県では10月に定点当り1.0件を超える流行となった。
年齢別では、4〜5歳(38.4%)が最も多く、次いで2〜3歳(25.7%)、6〜7歳(16.5%)と、9歳以下の年齢が全体の9割以上を占めた。
流行性耳下腺炎報告グラフ
シーズン別の報告数合計:流行性耳下腺炎
平均報告数
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
811
627
920
2,501
587
88
267
1,758
1,262
483
86
346