2011(H23)年 年報
(7) 伝染性紅斑
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伝染性紅斑は、ほぼ5年に1度の周期で流行し、2011年は2006年の流行から5年目となり流行がみられた。2011年の流行は地区により流行がずれ、 4月のピークは主に中部の流行によるものであり、12月をピークとする流行は、東部と西部によるものであった。
なお、伝染性紅斑の原因ウイルスはパルボウイルスB19であるが、麻しん疑い患者からも検出され、伝染性紅斑の流行時には麻しんとの鑑別診断が重要である。
伝染性紅斑報告グラフ
シーズン別の報告数合計:伝染性紅斑
平均報告数
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
361
936
146
123
103
82
778