2011(H23)年 年報
(6) 手足口病
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手足口病は、コクサッキーA16(CA16)型ウイルスとエンテロウイルス71(EV71)型が主な原因ウイルスであり、 この他にコクサッキーA4(CA4),A6(CA6),A10(CA10)型ウイルスなどが交互に入れ替わりながら流行する。
2011年は第26週をピークとする流行と、第36週をピークとする2つの流行がみられ、前半はCA6が、後半はCA16が流行の主な原因ウイルスであった。 この2回の流行により2011年は過去最大の報告患者数を記録し、特に前半のCA6による流行は2003年のEV71による大流行を超えるものとなった。
手足口病報告グラフ
シーズン別の報告数合計:手足口病
平均報告数
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
1,257
537
1,106
620
722
897
3,659