2011(H23)年 年報
(2) 咽頭結膜熱
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咽頭結膜熱は2008年以降散発的な発生となっていたが、2011年は春期に東部で流行がみられた。
原因ウイルスであるアデノウイルスは、 3型が5例、1型、2型、6型が各1例で検出された。3型は2006年までは咽頭結膜熱の主流行株であったが、 その後は検出数が減少した。本年は検出数は少ないが、本疾患から検出されたアデノウイルスの60%を占め、主な流行株とみられる。
咽頭結膜熱報告グラフ
シーズン別の報告数合計:咽頭結膜熱
平均報告数
2006/07年
2007/08年
2008/09年
2009/10年
2010/11年
(2011/12年)
488
714
398
445
268
614
47