2010(H22)年 年報
(3)病原体定点病原菌検査状況
 感染症発生動向調査事業の一環として、病原体検査定点の医療機関(松江市2か所、出雲市2か所、浜田市1か所)より提供された感染性胃腸炎の患者材料について細菌検査を実施した。
 2010(H22)年には検査した23検体中、カンピロバクターが1件、サルモネラが1件検出された。昨年に比べ、病原体の検出は減少した。

表26 定点把握 5類感染症病原体検査結果:2010(H22)年
病原体名\月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月合計
腸管出血性大腸菌(EHEC)             
病原性大腸菌             
サルモネラ         1  1
カンピロバクター   1        1
合計   1     1  2
検体数3 4323 3 1 423

表27 年次別検出病原菌数
 2008年2009年2010年
腸管出血性大腸菌(EHEC)   
病原性大腸菌51 
サルモネラ  1
カンピロバクター761
検体数562623