2008(H20)年 年報
(10) ヘルパンギーナ
>
データ表示
夏かぜの代表疾患の一つで、7月をピークに流行するとされているが、2008(平成20)年は、夏場に大きな流行が見られなかった。前年(2007(平成19)年)のピーク時には、週当たり約150件の報告数だったが、本年は最大報告数が40件程度と非常に少なかった。
全国平均では、第29週(7月中旬)をピークとした第24週(6月中旬)から第37週(9月上旬)までの流行があった。
県内の地区別では、東部の報告が第21週(5月中旬)頃)ら増え始め、第32週(8月上旬)頃には減少したが、同時期、他の中部、西部、隠岐では、報告が少数であった。年齢別では、1歳から4歳の報告は全報告の73.5%(440/599)を占め、夏場に多かった。
ヘルパンギーナ報告グラフ
シーズン別の報告数合計:ヘルパンギーナ
平均報告数
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
835
1,105
877
555
845
1,030
599