2007(H19)年 年報
（3）病原体定点病原菌検査状況
感染症発生動向調査事業の一環として、病原体検査定点の医療機関（松江市２ヶ所、出雲市２ヶ所、浜田市１ヶ所）より提供された感染性胃腸炎の患者材料について細菌検査を実施した。
2007(H19)年には検査した56検体中、腸管出血性大腸菌が1件、病原性大腸菌が7件、カンピロバクターが5件検出された。昨年に比べ、病原性大腸菌は減少したが、カンピロバクターは増加した。
表26 定点把握 4類感染症病原体検査結果：2007(H19)年
病原体名＼月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
合計
腸管出血性大腸菌
1
1
病原性大腸菌
1
1
2
2
1
7
サルモネラ
カンピロバクター
1
1
2
1
5
合計
1
1
2
1
2
4
2
13
検体数
3
4
2
3
3
1
4
6
9
4
7
10
56
表27 年次別検出病原菌数
2005年
2006年
2007年
腸管出血性大腸菌
1
病原性大腸菌
7
11
7
サルモネラ
1
カンピロバクター
7
3
5
検体数
73
60
56