2007(H19)年 年報
(3) A群溶連菌咽頭炎 >データ表示
 2006(H18)年のA群溶血性連鎖球菌咽頭炎の報告数は1,763件であった。流行指数が2.37であり過去10年で最も報告数が多い。本疾患は、4〜5年周期の流行期と流行閑期を繰り返すことが知られているが、2004(H16)年以降は流行期となり毎年報告数が増加し、本流行シーズンは昨シーズンの1.6倍となった。
 地区別にみると、東部では前年の11月から本年の7月まで流行したが、8月以降は沈静化した。中部では年間を通じて多かったが、6月から8月に増加がみられた。西部と隠岐では大きな流行を認めず、東部と中部で全体の報告数の90%を占めている。
 年齢別では、例年5歳児を中心としたピークが見られ4〜6歳児が全体の40%を占める。

A群溶連菌咽頭炎報告グラフ
過去5年間比較
過去10年間推移
過去10年間推移
過去報告推移
島根県報告推移
地域別報告推移
年齢別報告推移
全国地域別報告推移

シーズン別の報告数合計:A群溶連菌咽頭炎
平均報告数2002/03年2003/04年2004/05年2005/06年2006/07年(2007/08年)
1,0424027829041,1911,933283