2007(H19)年 年報
咽頭結膜熱
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咽頭結膜熱は前年(2006年)に大きな流行があったのち減少に転じ、本年は前年の約半数の報告数にとどまったが、2003(H15)年以前に比べるとまだ多い報告数である。本疾患については、アデノウイルスの検出キットの普及による診断数の増加があるとされているが、前年からの流行はその増加分を考慮に入れても多いと言える。
地区別では東部で2月から5月にかけて、中部では4月から6月にかけて流行し、地区により流行のずれがみられた。
年齢別の報告では、1歳が29.2%で最も多く、1歳から4歳までが79.9%を占めた。
咽頭結膜熱報告グラフ
シーズン別の報告数合計:咽頭結膜熱
平均報告数
2002/03年
2003/04年
2004/05年
2005/06年
2006/07年
(2007/08年)
585
100
543
391
1,179
714
69