2005(H17)年 年報
(9) 百日咳
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百日咳の報告数は、1983年の調査開始以降次第に減少を続けており、ワクチンによる効果であると考えられる。過去からの報告数の推移をみると、ほぼ4年毎に流行が起こっていることがわかる。2004年は流行期にあたり報告数が多かったが、2005年は再び減少した。これは他の周期性を持つ感染症同様に、抗体を持たない感受性のある小児が一定レベル集積した段階で流行が起こる現象である。
年齢別では、1歳以下が7件であったが、10歳代の報告も2件あった。
百日咳報告グラフ
シーズン別の報告数合計:百日咳
平均報告数
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
31
48
8
4
4
31
12
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