2005(H17)年 年報
(7) 伝染性紅斑
>
データ表示
伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19型の感染による疾患であり、数年に1度流行することが知られている。過去の流行をみると、1987年、1992年の報告数が1000件を超える大流行の後は、大規模な流行はみられていないが、1996〜1998年および2001年〜2002年に500件規模の流行がみられる(表5)。2005年は報告数は390件であるが、2006年第3週をピークに流行が続き2006年第10週(ここまでの報告数合計は748件)以降も流行が続いていおり、過去10年間では最も大きな流行となった。
年齢別では、4歳を中心として1歳から9歳までの報告が多い。
伝染性紅斑報告グラフ
シーズン別の報告数合計:伝染性紅斑
平均報告数
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
128
53
128
437
40
128
390
ページ先頭に戻る