2004(H16)年 年報
(10) 風しん >年間データ
 2004年の風しんの報告件数は7件であり、2000年以降10件以下の非常に少ない報告数が続いている。風しんは1992年に5,167件が報告された大きな流行以降、患者数は次第に減少し、2000年以降は流行がみられていない。全国的には本年の1月から6月にかけて小規模な流行が観察され、先天性風しん症候群が問題となった。
 年齢別では、7件の報告のうち3件は1歳児であったが、20歳代が4件報告されており、先天性風しん症候群の発生が懸念される。(表12)

風しん報告グラフ >グラフデータ表示
年間発生推移
過去10年間推移

シーズン別の報告数合計:風しん
平均報告数1999年2000年2001年2002年2003年2004年
144285957