(15) 流行性角結膜炎 >
年間データ
2003年の流行性角結膜炎の報告件数は82件であり、過去11年間で報告数が最小となった昨年に引き続き少ない
報告数であった。1983年〜1984年および1988年に大きな流行があったのち、報告数は減少の傾向にあり、1998年
以降は年間の報告数が100件前後で推移している。
2000年から2003年の定点あたりの発生件数を全国と比較すると、全国が0.92人〜1.24人であるのに対して、島根県
はいずれの年でも低く0.45人〜0.72人であった。
月別では、東部が4月に、西部が8月にやや多い報告となっているが、小規模な地域流行と思われる。その他の月
では散発的な報告となっている。
最近4年間の流行性角結膜炎の発生件数(一眼科定点あたり月報告数)
| 2000(H12)年 | 2001(H13)年 | 2002(H14)年 | 2003(H15)年 |
島根県 | 112件(0.72人) | 98件(0.63人) | 71件(0.45人) | 82件(0.53人) |
全国 | 40,395件(1.24人) | 39,550件(1.21人) | 35,298件(1.07人) | 30,524件(0.92人) |
流行性角結膜炎報告グラフ >
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シーズン別の報告数合計:流行性角結膜炎
平均報告数 | 1998年 | 1999年 | 2000年 | 2001年 | 2002年 | 2003年 |
102 | 108 | 120 | 112 | 98 | 71 | 82 |