2003(H15)年 年報
(13) 流行性耳下腺炎 >年間データ
 流行性耳下腺炎の流行は、3〜4年の流行期と2〜3年の流行閑期が繰り返されており、2003年の報告数は369件で、 過去10年間で最も患者数が少なく、流行指数も0.30にとどまった。これは1999年末から始まった流行期が本年夏頃に 終息したためであり、9月から12月の報告患者数は各月10件以下で、最も低レベルの報告となっている。
 地域別にみると、2001年は大田圏域以西の西部が、2002年は雲南圏域が流行の中心であったが、本年は出雲圏域と 松江圏域が流行の中心であり、これらの2つの圏域で全体の患者数の83.2%を占めた。

流行性耳下腺炎報告グラフ >グラフデータ表示
年間発生推移
過去10年間推移

シーズン別の報告数合計:流行性耳下腺炎
平均報告数1998年1999年2000年2001年2002年2003年
1,0575721,1271,2091,0551,322369