2002(H14)年 年報
(13) 流行性耳下腺炎 >年間データ
 2002年(平成14年)の流行性耳下腺炎の報告数は1,322件で、対象21疾患のうち4番目に多かった。本疾患の流行は、 3〜4年の流行期と2〜3年の流行閑期が繰り返されており、本年は1999年(平成11年)から始まった流行期に相当 しているが、今回の流行期は大きなピークを示す流行とならず、増減を繰り返しながら患者数の多い状態が続いている。
 地域別の定点あたりの報告数をみると、中部が105.7人と最も多く、東部45.9人、西部31.8人となっており、昨年流行 がもっとも大きかった西部と入れ替わり、中部(特に雲南圏域)の報告数が多く、全体の56.0%を占めた。

流行性耳下腺炎報告グラフ >グラフデータ表示
年間発生推移
過去10年間推移

シーズン別の報告数合計:流行性耳下腺炎
平均報告数1997/1998年1998/1999年1999/2000年2000/2001年2001/2002年2002/2003年
1,010 364 1,237 853 1,294 1,304 276