2001(H13)年 年報
(19) マイコプラズマ肺炎 >年間データ
 平成13年の報告数は106件で、本疾患が法律改正により病原体検査による確定診断を伴う疾患 として報告され始めてから、最大の報告数となった。
マイコプラズマ肺炎は、4〜5年周期に流行することが知られているが、島根県において本年 は流行の前期にあたっている。
 圏域別にみると、県の中・東部で発生がみられ、松江圏域で6月下旬から報告が増加し始め、 8月に最も多くなった。入れ替わるように9月から雲南圏域で報告数が増加し9月、10月には多 くの報告があった。その後12月まで斬減していった。
 年齢別では5歳〜9歳の報告数が最も多く(46.2%)、9歳以下が75.5%を占めた。


マイコプラズマ肺炎報告グラフ >グラフデータ表示
年間発生推移
過去10年間推移

シーズン別の報告数合計:マイコプラズマ肺炎(1999年3月以前は異型肺炎)
平均報告数1996年1997年1998年1999年2000年2001年
150263327129265106