2001(H13)年 年報
(5) 水痘 >年間データ
 平成13年の水痘の報告件数は1592件、流行指数は0.79でありやや少なかった(13ページ表3)。報告患者数 としては、21疾患中3位に位置している。
 年間の流行状況では、前年末の流行ピークから次第に減少し、第35週〜第39週(9月)に最低となり、その後 12月にかけて再び増加する1峰性の流行となった。例年5月〜6月の初夏にかけてもう一つのピークがあり、 2峰性の流行がみられるが、本年は初夏のピークがほとんど認められなかった。
 地区別の定点あたりの年間患者数は、中部が91.6人と最も多く、西部(71.9人)、東部(53.3人)となっている (表3)。
 年齢別では、1歳児が24.5%と最も多く、2歳児(22.2%)、3歳児(13.3%)と続き、0歳〜4歳までが全体 の報告数の84.1%を占め、例年と同様の傾向であった。


水痘報告グラフ >グラフデータ表示
年間発生推移
過去10年間推移

シーズン別の報告数合計:水痘
平均報告数1996/1997年1997/1998年1998/1999年1999/2000年2000/2001年2001/2002年
1,7544711,7541,5481,6881,6722,109