2001(H13)年 年報
(2) 咽頭結膜熱 >年間データ
 平成13年の咽頭結膜熱の報告数は、142人で、昨年に比較して増加した。また、過去10年間と比較した 流行指数では1.35であり、平年よりやや患者数が多かった(表1、10ページ)。定点当たりの年間患者数 の平均は、島根県は0.12人で、全国の0.17人に比べやや少なかった。
 月別の報告では、1月および12月の冬季と、7月の夏期に多く冬季と夏期の2峰性であった。全国の報 告では1峰性で、夏期の7月にのみピークがみられた。
 年齢別の報告では、1歳から2歳が中心であり、全体の約半数の45.8%を占め、また、5歳以下が全体の 83.8%であった。
 地区別の定点当たりの報告では、中部地区の8.3人が最も多く、次いで西部が6.8人、東部が4.1人の報告 があった。


咽頭結膜熱報告グラフ >グラフデータ表示
年間発生推移
過去10年間推移

シーズン別の報告数合計:咽頭結膜熱
平均報告数1996年1997年1998年1999年2000年2001年
1201131541727291142