2000(H12)年 年報
(8) 突発性発しん >年間データ
 平成12年の突発性発疹患者の報告件数は681件で、前年の787件より96件の減少となっている。本疾患はこの10年間を みても毎年40〜192件の減少がみられている。一定点あたりの報告数でも前年の0.66人から、今年は0.57人に減少した。
 年間発生が比較的平均しているといわれる本疾患だが、本年も少し変動があり、第1週〜第13週に発生が少なく第20週 〜第44週はやや発生が多いようであった。即ち、寒い季節よりも暑い季節に発生が多い傾向がみられる。
 年齢別患者発生状況は、12か月児が497件で最も多く、報告件数の72.9%を占めていた。次いで多いのが1歳児で110件、 16.1%と昨年と同様の傾向にあった。

突発性発しん報告グラフ >グラフデータ表示
年間発生推移
過去5年間推移

シーズン別の報告数合計:突発性発しん
平均報告数1995年1996年1997年1998年1999年2000年
9111,038973923834787681