2000(H12)年 年報
(6) 手足口病 >年間データ
 平成12年の本疾患の報告件数は1,267件で、総報告数19,092件の6.6%を占めていた。
 過去10年間で2番目に少なかった前年(138件)に比べると1,129件の増加で、1〜2年間隔で流行がみられる流行年に相当 していると考えられる。
 週別患者報告件数では、第20週から発生報告が始まり、第35〜43週には定点当たり3.00人以上の報告が続き、その後減少 したものの、例年になく遅く第52週まで発生報告が続いた。
 地区別で見ると、報告件数で多かったのは西部の560件、中部の464件、そして東部は230件であった。また、隠岐でも 10、11月を中心に13件が報告された。
 年齢別患者報告件数は1歳377件(29.8%)、2歳301件(23.8%)、3歳177件(14.0%)であり、0歳から4歳までが全体 の84.3%を占めた。

手足口病報告グラフ >グラフデータ表示
年間発生推移
過去5年間推移

シーズン別の報告数合計:手足口病
平均報告数1995年1996年1997年1998年1999年2000年
1,0182,409708161,6551381,267