2000(H12)年 年報
(5) 水痘 >年間データ
 平成12年の水痘の報告件数は1,915件で、前年より297件多かった。年間の一定点あたりは1.60人であった。 全国平均1.76人より0.16人少なかった。本疾患の対象疾患総報告件数中に占める割合は10.0%で21疾患中5位であった。
 月別にみると、12月を最大とし、ついで3月にもピークがあり、7月から10月を最小とするパターンを示す。
週別の一定点あたりの患者数でみると、最高値は第49週〜51週の3.30〜4.35人を最大とし、最小は第27週〜43週が1.00人 以下で推移していた。
 地区別患者発生状況を報告件数でみると、西部の846件(一定点あたり年報告105.75人)、次いで中部の623件(89.0人)、 東部の442件(63.14人)と続いている。
 年齢別報告件数をみると、最も多かったのは1歳児で463人(24.1%)、次いで2歳児の356人(18.5%)、3歳児307人 (16.0%)の順であった。0〜4歳児の患者数の報告数合計は1,564人で、水痘患者報告数の81%を占めており、昨年と ほぼ同じ傾向を示していた。

水痘報告グラフ >グラフデータ表示
年間発生推移
過去5年間推移

シーズン別の報告数合計:水痘
平均報告数1995/1996年1996/1997年1997/1998年1998/1999年1999/2000年2000/2001年
1,7351,6962,1041,6471,6801,548633