島根県感染症情報：2022年19週週報

１）全数報告感染症（１～５類感染症）　

　結核が3件(松江圏域)、つつが虫病が1件(雲南圏域)、日本紅斑熱が3件(出雲圏域)、レジオネラ症が1件(松江圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(益田圏域)、新型コロナウイルス感染症が964件(松江圏域301件、雲南圏域56件、出雲圏域370件、大田圏域98件、浜田圏域90件、益田圏域49件)、報告されています。
※ダニに刺されることで感染する感染症(つつが虫病・日本紅斑熱)、の報告が多くなっています。野山に入ると　きは、肌を出さないよう長袖、長ズボン、手袋をしましょう。

２）定点報告５類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数

〇RSウイルス感染症：報告数は減少し、松江圏域1件、出雲圏域1件、浜田圏域1件の報告があります。

〇感染性胃腸炎：隠岐圏域を除く圏域から報告があり、横ばいで推移しています。

〇ヘルパンギーナ：先々週、先週と報告がありましたが、19週の報告はありません。

〇無菌性髄膜炎：2022年に入って以降報告がありませんでしたが、出雲圏域から1件報告があります。

３）主な病原体の分離状況等

〇咽頭炎・扁桃炎：RSウイルス、アデノウイルス2型が検出されています。

〇肺・気管支炎：RSウイルス、アデノウイルス1型、2型が検出されています。

主な感染症の流行状況

疾患名	全県	東部	中部	西部	隠岐
RSウイルス感染症	△	△	△	△	×
インフルエンザ	×	×	×	×	×
咽頭結膜熱	△	△	×	×	×
水痘	〇	×	×	〇	×
感染性胃腸炎	〇	〇	〇	〇	×
ヘルパンギーナ	×	×	×	×	×