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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第31週 (7/29〜8/4) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件[1](浜田圏域)、 日本紅斑熱が1件(出雲圏域)、 レジオネラ症が2件(松江圏域1件、雲南圏域1件)、 重症熱性血小板減少症候群が1件(益田圏域)、 アメーバ赤痢が1件(出雲圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(大田圏域)、 百日咳が5件(松江圏域1件、隠岐圏域4件)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇手足口病 :県内全域(9.3)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域(4.0)および隠岐圏域(3.0)を除く各圏域で警報レベル(5.0)以上の流行となっており、雲南圏域(14.5)、出雲圏域(11.8)および松江圏域(10.1)では定点当り10.0人以上と高いレベルの流行となっています。 報告された患者の9割が5歳未満です。
〇ヘルパンギーナ :県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(2.0)では定点当り1.0人以上でやや流行しています。
〇咽頭結膜熱 :県内全域(0.2)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(0.4)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(4.1)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(8.6)で定点当り5.0人以上でやや流行しています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(0.8)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
〇RSウイルス感染症 :健在全域(0.2)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(0.6)および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。 2017年以降、8月頃から流行が始まる傾向があり、今後の推移に要注意です。
〇マイコプラズマ肺炎 :大田圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIIが検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA6型およびA16型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス2型、5型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型およびパラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
〇熱性疾患 :アデノウイルス1型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびパラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
〇発疹症 :ヒトヘルペスウイルス6型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病減少減少増加 減少横這
ヘルパンギーナ横這横這横這 横這報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這× 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這×
RSウイルス感染症横這横這横這 報告なし×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
凡例
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