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前月へ 島根県感染症情報(月報) 2019年8月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が15件[2](松江圏域4件、雲南圏域2件、出雲圏域5件、浜田圏域3件[2]、益田圏域1件)、 日本紅斑熱が3件(出雲圏域2件、益田圏域1件)、 レジオネラ症が1件(松江圏域)、 重症熱性血小板減少症候群が2件(出雲圏域1件、益田圏域1件)、 アメーバ赤痢が1件(出雲圏域)、 侵襲性インフルエンザ菌感染症が2件(出雲圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が3件(松江圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が8件(松江圏域1件、出雲圏域5件、益田圏域2件)、 百日咳が7件(松江圏域1件、出雲圏域1件、隠岐圏域5件)報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 6月 1336件、 7月 1525件、 8月 1118件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇手足口病 :(18.9)。 県内全域の患者報告数は減少していますが、出雲圏域(28)、雲南圏域(26)および松江圏域(23)では流行が続いています。 病原体定点ではコクサッキーウイルスA6とA16が多く検出されています。
〇RSウイルス感染症 :(4.5)。 県内全域の患者報告数は大きく増加しています。 松江圏域(8)、浜田圏域(6)および出雲圏域(4)で患者発生報告が多くなっています。 3歳未満児では重症化する場合もあり、注意が必要な疾患です。 また、症状がよく似たヒトメタニューモウイルス感染症も病原体定点では多く検出されていますので、こちらも注意が必要です。
〇インフルエンザ :(0.1)。 松江圏域、浜田圏域および益田圏域で散発的な患者発生報告があります。 沖縄県で注意報レベル[10.0]を超える流行となっており、シーズンオフでも考慮すべき疾患となっています。
〇感染性胃腸炎 :(15.6)。 県内全域の患者報告数は横ばいで、落ち着いています。 松江圏域(29)で定点当り20人以上となり、やや流行しています。 食品の取り扱いに注意し、発症した場合は脱水に気をつけましょう。
〇ヘルパンギーナ :(1.5)。 県内全域の患者報告数は横ばいです。 今シーズンは大きな流行にはならずに終了となりそうです。
〇A群溶連菌咽頭炎 :(3.3)。 県内全域の患者報告数は横ばいで落ち着いた状況となっています。
〇伝染性紅斑 :(1.3)。 県内全域の患者報告数はやや増加しています。 隠岐圏域以外の各圏域で患者発生報告があります。
発生推移グラフ グラフ凡例
手足口病報告推移グラフ RSウイルス感染症報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 流行性角結膜炎の患者発生報告が松江圏域で5件とやや多くなっています。急性出血性結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が12件、性器ヘルペスウイルス感染症が2件、尖圭コンジローマが3件および淋菌感染症が5件の患者発 生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :1件。
〇無菌性髄膜炎 :5件。
〇マイコプラズマ肺炎 :出雲圏域、大田圏域および浜田圏域で計4件の患者発生報告があります。マイコプラズマは外来で治療 できる感染症に変わってきており、RSウイルス感染症の好発年齢を過ぎた幼児や児童生徒で熱と咳が続 く場合は本症も候補となります。
〇感染性胃腸炎(ロタ) :0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :32件。地区別では西部からの報告が21件(66%)を、年代別では70歳以上が24件(75%)を 占めています。
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :0件  
2.病原体検出情報(2019年7月〜2019年8月の検出結果)
 感染性胃腸炎からノロウイルスG1型およびG2型が検出されています。 上気道炎からパラインフルエンザウイルス2型、RSウイルスおよびヒトメタニューモウイルスが検出されています。 肺・気管支炎からアデノウイルス1型、5型、パラインフルエンザウイルス3型、RSウイルスおよびヒトメタニューモウイルスが検出されています。 咽頭炎や扁桃炎からアデノウイルス1型、2型、3型、5型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。 熱性疾患からヒトパレコウイルス3型、パラインフルエンザウイルス2型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。 手足口病からコクサッキーウイルスA6型およびA16型が検出されています。 発疹症からヒトヘルペスウイルス6型が検出されています。 ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA6型が検出されています。 咽頭結膜熱からアデノウイルス1型およびパラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
2019年7月から 2019年8月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーAパレコパラインフルエンザRSヒトメタニューモ ヒトヘルペスノロサポ風しんSFTSV合計
123566 1631236 G1G2
咽頭結膜熱1          1         2
感染性胃腸炎               11    2
手足口病1   1175              24
ヘルパンギーナ     1               1
風しん(疑いを含む)                  2  2
咽頭炎2712    1 1 131     19
扁桃炎 2                   2
肺・気管支炎1  1  1    31030       46
熱性疾患     2 1  11 1       6
発疹症            1        1
無菌性髄膜炎 1                   1
SFTS                    88
その他          2      1   3
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