トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症 > 感染症情報トップ > 月報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 月報
グラフ一覧

前月へ 島根県感染症情報(月報) 2019年5月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が6件[1](雲南圏域1件、出雲圏域2件[1]、大田圏域3件)、 腸管出血性大腸菌感染症が3件(松江圏域1件、出雲圏域1件、益田圏域1件)、 つつが虫病が1件(大田圏域)、 重症熱性血小板減少症候群が1件(出雲圏域)、 梅毒が2件(浜田圏域1件、大田圏域1件)、 風しんが20件(松江圏域9件、出雲圏域4件、益田圏域6件、浜田圏域1件)、 侵襲性肺炎球菌感染症が3件(松江圏域1件、出雲圏域1件、隠岐圏域1件)、 百日咳が1件(出雲圏域)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 3月 1528件、 4月 1170件、 5月 1019件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇手足口病 :(6.9)。 県内全域の患者報告数は増加しています。 松江圏域(17)では第20週[5.1]以降、警報レベル[5.0]を超える流行が続いています。 5月後半には他の圏域でも患者発生報告数が増加しています。 九州地区では大きな流行となっていますので、今後の動向に要注意です。
〇感染性胃腸炎 :(21.7)。 県内全域の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(37)および出雲圏域(25)で定点当り20人以上となり、やや流行しています。 各週の報告数は5月後半に向けて増加傾向を示していますので、食品の取り扱いに注意し、発症した場合は脱水に気をつけましょう。
〇インフルエンザ :(2.5)。 患者発生報告は4月(7.9)と比較して減少し、シーズンの終息に向かっています。 各週の発生状況では、第19週(5月6日〜)以降は定点当り1.0人を下回っています。 迅速検査ではB型の検出が多く、ウイルス検査ではB型(ビクトリア系統)が検出されています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :(5.9)。 県内全域の患者報告数は減少しています。 5月中旬以降はほぼ横ばいの状態で、圏域別では松江圏域(9)および出雲圏域(9)でやや流行しています。
〇伝染性紅斑 :(0.7)。 県内全域の患者報告数は横ばいです。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で散発的な患者発生報告があります。
〇RSウイルス感染症 :(0.3)。 県内全域の患者報告数は減少しています。 2018年からはっきりした切れ目のないまま流行が続いていましたが、終息に向かっています。 罹患年齢や症状が類似するヒトメタニューモウイルス(hMPV)の検出は続いていますので、こちらの動向にも注意しましょう。
発生推移グラフ グラフ凡例
手足口病報告推移グラフ RSウイルス感染症報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 流行性角結膜炎が浜田圏域で1件あったほか、急性出血性結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が13件、性器ヘルペスウイルス感染症が2件、尖圭コンジローマが0件および淋菌感染症が3件の患者発 生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :0件。
〇無菌性髄膜炎 :0件。
〇マイコプラズマ肺炎 :9件。3月および4月の2件と比較して増加しています。
〇感染性胃腸炎(ロタ) :8件
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :20件。地区別では西部からの報告が11件(55%)を、年代別では70歳以上が13件(65%)を 占めています。  
2.病原体検出情報(2019年4月〜2019年5月の検出結果)
 インフルエンザ様患者からインフルエンザウイルスAH3(香港)型およびB型(ビクトリア系統)が検出されています。 感染性胃腸炎からノロウイルスG2型およびA群ロタウイルスが検出されています。 上気道炎からパラインフルエンザウイルス3型、ヒトメタニューモウイルスおよびライノウイルスが検出されています。 肺・気管支炎からアデノウイルス1型、6型、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス3型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。 咽頭炎や扁桃炎からアデノウイルス2型、5型が検出されています。 熱性疾患からA群ロタウイルスおよびアデノウイルス5型が検出されています。 手足口病からコクサッキーウイルスA6型およびA16型が検出されています。 咽頭結膜熱およびヘルパンギーナからアデノウイルス2型が検出されています。 発疹症からパルボウイルスB19型が検出されています。 無菌性髄膜炎からコクサッキーウイルスB3型が検出されています。
2019年4月から 2019年5月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーAコクサッキーBパレコインフルエンザパラインフルエンザRS ヒトメタニューモコロナA群ロタノロ麻しん風しんパルボ SFTSV合計
123566 1633AH3Bvic3 VAG219
インフルエンザ          31           4
咽頭結膜熱 1                     1
感染性胃腸炎              1 14     6
手足口病    232                7
ヘルパンギーナ 1   1                 2
麻しん(疑いを含む) 11            2  14  2 20
風しん(疑いを含む)                    59  59
咽頭炎39 32   3   5 4      1 30
扁桃炎24                     6
肺・気管支炎21   1      3412        23
熱性疾患   1            1      2
発疹症1           1        1 3
無菌性髄膜炎       1               1
SFTS                      11
その他 1       1             2
島根県感染症情報センター カウンター