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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第26週 (6/25〜7/1) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件(雲南圏域1件、出雲圏域3件)、 日本紅斑熱が1件(出雲圏域)、 重症熱性血小板減少症候群が1件(松江圏域)、 梅毒が1件(益田圏域)、 百日咳が3件(出雲圏域1件、浜田圏域1件、大田圏域1件)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇感染性胃腸炎 :県内全域(5.5)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、大田圏域(10.5)で冬季の注意報レベル(10.0)を超える流行となっているほか、松江圏域(7.3)および出雲圏域(6.8)で定点当り5.0人を超える流行となっています。 県内全域(1.6)の患者報告数は減少しています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(2.4)でやや流行しています。 県内全域(0.6)の患者報告数は横ばいです。
〇ヘルパンギーナ :出雲圏域(2.0)および浜田圏域(1.5)でやや流行しているほか、雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。 県内全域(0.4)の患者報告数は減少しています。
〇手足口病 :出雲圏域(1.6)で警報終息基準値(2.0)を下回ったほか、松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。 県内全域(0.3)の患者報告数は第25週と比較して減少しています。
〇RSウイルス感染症 :雲南圏域(1.0)および出雲圏域(0.8)で患者発生報告があります。 県内全域(0.1)の患者報告数は減少しています。
〇咽頭結膜熱 :松江圏域(0.3)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。 松江圏域(5.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUおよびエコーウイルス18型が検出されています。
〇手足口病 :エコーウイルス18型が検出されています。
〇ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルス6型が検出されています。
〇熱性疾患 :ヒトメタニューモウイルスおよびエコーウイルス18型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびパラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
〇発疹症 :エコーウイルス18型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這×
A群溶連菌咽頭炎横這横這減少 横這横這×
ヘルパンギーナ横這横這×増加 横這報告なし×
手足口病横這横這減少 横這×報告なし×
RSウイルス感染症横這横這×横這 報告なし×報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
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