○感染性胃腸炎 ：県内全域(9.8)の患者報告数は横ばいです。 県内全域から患者発生報告がありますが、出雲圏域(19.0)および松江圏域(11.1)では定点当り10.0人(冬季の食中毒注意報レベル)を超える流行となっており、隠岐圏域(9.0)および雲南圏域(7.0)でもやや流行しています。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。

○A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域(2.3)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(5.5)、出雲圏域(4.2)、松江圏域(2.3)および隠岐圏域(2.0)でやや流行しているほか、益田圏域(1.0)および浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。

○インフルエンザ ：県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 県内全域から患者発生報告があり、大田圏域(2.3)でやや流行しています。 迅速診断ではA型とB型が検出されています。 大きな流行期は過ぎましたが、手洗い・咳エチケット等による予防を心がけましょう。

○咽頭結膜熱 ：県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(0.9)、雲南圏域(0.5)および出雲圏域(0.4)で患者発生報告があります。

○RSウイルス感染症 ：県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(0.6)および出雲圏域(0.6)で患者発生報告があります。

○インフルエンザ ：AH3(香港)型およびB(山形系統)が検出されています。

○感染性胃腸炎 ：ノロウイルスGI、GIIが検出されています。

○熱性疾患 ：ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびアデノウイルス1型、5型が検出されています。

○肺・気管支炎 ：ヒトメタニューモウイルス（県内全域）およびRSウイルスが検出されています。