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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第16週 (4/16〜4/22) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](松江圏域1件[1]、出雲圏域1件)、 レジオネラ症が1件(松江圏域)、 梅毒が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○感染性胃腸炎 :県内全域(11.7)の患者報告数は増加しています。 県内全域から患者の報告がありますが、松江圏域(19.4)および出雲圏域(18.4)で定点当り10.0人(冬季の食中毒注意報レベル)を超える流行となっており、大田圏域(8.5)および雲南圏域(7.0)でもやや流行しています。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.4)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(4.5)、松江圏域(3.9)および出雲圏域(3.0)でやや流行しているほか、隠岐圏域をのぞくすべての圏域で患者発生報告があります。
○インフルエンザ :県内全域の定点当り患者報告数(0.8)は横ばいです。 雲南圏域(4.3)でやや流行しているほか、松江圏域(0.8)、出雲圏域(0.7)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。 迅速診断では松江圏域、雲南圏域、出雲圏域ではA型とB型、益田圏域ではB型のみ検出されています。
○咽頭結膜熱 :県内全域(0.5)の患者報告数はやや増加しています。 松江圏域(1.0)でやや流行しているほか、益田圏域(0.7)および出雲圏域(0.6)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域(1.0)の眼科定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :松江圏域(2.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :AH3(香港)型およびB(山形系統)型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGI、GIIおよびA群ロタウイルスが検出されています。
○熱性疾患 :ヒトメタニューモウイルス(県内全域)、ライノウイルスおよびパラインフルエンザI型が検出されいます。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス(県内全域)およびRSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎増加増加増加 横這横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這増加 横這横這×
インフルエンザ横這横這横這 横這減少×
咽頭結膜熱横這増加横這 横這報告なし×
ロタウイルス横這減少報告なし× 報告なし×報告なし×
水痘横這横這×横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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