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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第3週 (1/15〜1/21) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、 急性脳炎が1件(益田圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(益田圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行警報が発表されています。★
県内全域(34.6)の患者報告数は増加しています。 大田圏域(51.7)、益田圏域(47.8)、出雲圏域(39.9)および松江圏域(32.7)で警報レベル(30.0)以上の流行となっているほか、雲南圏域(25.7)および浜田圏域(22.0)では注意報レベル(10.0)以上の流行となっており、隠岐圏域(8.0)でもやや流行しています。 迅速診断ではすべての圏域でA型とB型が検出されています。 今後もしばらくは流行が続きます。 手洗い・咳エチケット等の予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.3)の患者報告数はやや増加しています。 隠岐圏域(11.0)および大田圏域(10.0)でやや流行しているほか、すべての圏域で患者発生報告があります。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(3.7)の患者報告数は増加しています。 雲南圏域(6.0)、松江圏域(5.3)、出雲圏域(5.2)および隠岐圏域(4.0)でやや流行しているほか、益田圏域(2.0)および浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域(4.0)で注意報レベル(3.0)以上の流行となっているほか、出雲圏域(0.6)および松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
○咽頭結膜熱 :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 益田圏域(1.0)、出雲圏域(0.4)および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○水痘 :大田圏域(0.5)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎 :浜田圏域(1.0)の眼科定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :AH1(2009pdm)型が雲南圏域、浜田圏域および益田圏域で、AH3(香港)型が益田圏域で、B(山形)型が松江圏域、雲南圏域および益田圏域で検出されています。 なお、分離されたAH1(2009pdm)型インフルエンザウイルスからオセルタミビル耐性遺伝子は検出されていません。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルス(遺伝子型:GU4)、アデノウイルス1型及び2型が検出されています。
○熱性疾患 :アデノウイルス2型が検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ増加増加増加 増加横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這増加
A群溶連菌咽頭炎横這横這増加 横這横這
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
ロタウイルス横這×報告なし×横這× 横這×横這×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
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推移グラフ一覧
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