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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第33週 (8/14〜8/20) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲圏域)、重症熱性血小板減少症候群が1件(雲南圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○感染性胃腸炎 :県内全域(3.7)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(6.7)でやや流行しているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○手足口病 :県内全域(4.2)の患者報告数は減少していますが、警報レベル終息基準値(2.0)を超える流行が続いています。益田圏域(10.3)および大田圏域(6.0)で警報レベル(5.0)を超える流行となっています。出雲圏域(4.8)、松江圏域(2.4)および雲南圏域(2.0)で警報レベル終息基準値(2.0)以上の流行となっているほか、浜田圏域(3.0)で流行しています。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.4)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。出雲圏域(5.2)で注意報レベル(3.0)を超える流行が続いているほか、益田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.1)の患者報告数は減少しています。出雲圏域(2.6)、雲南圏域(1.5)、松江圏域(1.1)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○ヘルパンギーナ :県内全域(1.0)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(1.6)および大田圏域(1.5)でやや流行しているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○インフルエンザ :隠岐圏域(2.5)、松江圏域(0.6)および出雲圏域(0.4)で患者発生報告があり、A型が検出(迅速診断)されています。手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :隠岐圏域でA2009型(AH1pdm2009)が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGT・GU、エコーウイルス3型、アデノウイルス5型が検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA6・A10型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA2・A5・A6型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型・2型・5型、エコーウイルス3型、ライノウイルスが検出されています。
○熱性疾患 :コクサッキーウイルスA5・A6型、エコーウイルス3型、パラインフルエンザウイルス3型、アデノ ウイルス5型が検出されています。
○肺・気管支炎 :エコーウイルス3型、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス1型・3型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這×
手足口病減少減少減少 減少横這×
流行性耳下腺炎増加横這増加 横這横這×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這減少×
ヘルパンギーナ減少減少減少 横這報告なし×
インフルエンザ横這横這横這 報告なし×横這
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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