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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第18週 (5/1〜5/7) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件(出雲圏域2件、浜田圏域1件、大田圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域(1.3)の患者報告数はほぼ横ばいです。益田圏域(2.2)、浜田圏域(2.0)等、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。隠岐圏域を除く各圏域でB型が検出(迅速診断)されているほか、松江・雲南・浜田・益田圏域ではA型も検出されています。うがい・手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.9)の患者報告数はほぼ横ばいですが、松江圏域(11.9)で流行しています。益田圏域(6.0)及び出雲圏域(5.0)でやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(2.4)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いており、特に、益田圏域(8.0)では警報レベル(6.0)を超える流行となっています。出雲圏域(3.0)で注意報レベル(3.0)以上の流行となっているほか、雲南圏域(2.0)、大田圏域(1.5)及び松江圏域(1.4)で患者発生報告があり注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.5)の患者報告数は第17週に比べ減少しています。松江圏域(2.9)、出雲圏域(2.0)、大田圏域(1.5)及び雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
○咽頭結膜熱 :松江圏域(1.1)、出雲圏域(1.0)、浜田圏域(0.3)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○手足口病 :松江圏域(0.9)でやや流行しているほか、出雲圏域(0.6)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎 :松江圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(1.0)及び浜田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :隠岐圏域(5.0)、大田圏域(2.0)及び出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :県内全域でA香港型が検出されているほか、松江・出雲・益田圏域でA2009型、松江・雲南・益田圏域でB型(ビクトリア系)が検出されています。また、松江圏域でインフルエンザ様患者からエコーウイルス3型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域でノロウイルスGUが検出されています。また、出雲圏域でA群ロタウイルス、雲南圏域でエコーウイルス3型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :東部でアデノウイルス1型、2型、5型が検出されています。
○肺・気管支炎 :下気道炎の患者からヒトメタニューモウイルスが検出されています。また、上気道炎の患者からアデノウイルス1型、2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這減少×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這
流行性耳下腺炎増加増加横這 増加報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
咽頭結膜熱横這増加横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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