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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2016年 第38週 (9/19〜9/25) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](松江圏域)、レプトスピラ症が1件(出雲圏域)、梅毒が1件(益田圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :県内全域(4.7)の患者報告数はほぼ横ばいですが、大田圏域(7.0)、出雲圏域(6.8)及び松江圏域(6.4)等、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.3)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(3.3)でやや流行しているほか、出雲圏域(1.2)及び雲南圏域(1.0)で患者発生報告があります。
○手足口病 :県内全域(1.2)の患者報告数は増加傾向を示しています。松江圏域(2.7)及び浜田圏域(1.3)でやや流行しているほか、益田圏域(0.7)及び出雲圏域(0.4)で患者発生報告があり、今後の動向に注意が必要です。
○RSウイルス感染症 :県内全域(1.1)の患者報告数は第37週に比べ減少していますが、出雲圏域(2.0)及び松江圏域(1.7)でやや流行しているほか、浜田圏域(0.7)及び益田圏域(0.7)で患者発生報告があります。例年、乳幼児を中心に冬季に向けて流行する疾患として注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(0.7)の患者報告数は減少していますが、過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。益田圏域(1.3)及び出雲圏域(1.0)でやや流行しているほか、松江圏域(0.7)、浜田圏域(0.7)及び雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
○伝染性紅斑 :松江圏域(0.7)、益田圏域(0.7)、出雲圏域(0.4)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域(2.0)及び浜田圏域(1.0)で患者発生報告があるほか、学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域で患者発生報告があります。手洗い等感染予防を心掛けましょう。
〇無菌性髄膜炎 :松江圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告が続いているほか、浜田圏域(1.0)及び出雲圏域(0.5)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :サポウイルスが8月及び9月に検出されています。また、6月以降検出されていなかったノロウイルスGUが8月に検出されています。
○ヘルパンギーナ :今シーズンは、コクサッキーウイルスA4型が検出されています。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス及びライノウイルスが検出されています。8月に入りRSウイルスが検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB3型が9月に検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這×報告なし×
手足口病横這横這横這 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這減少横這 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
RSウイルス感染症発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
凡例
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