○インフルエンザ ：県内全域(0.3)の患者報告数は減少していますが、大田圏域(2.3)ほか、松江・雲南・出雲圏域で散発的な患者発生報告があり、医療機関でB型を中心にA型も検出(迅速診断)されています。

○感染性胃腸炎 ：県内全域(6.4)の患者報告数はほぼ横ばいです。大田圏域(10.5)ほか、松江・雲南・出雲・益田圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。

〇咽頭結膜熱 ：県内全域(2.6)の患者報告数は増加しています。特に、出雲圏域(8.0)では警報レベル(3.0)を超える流行が続いています。また、松江圏域(2.6)で増加しているほか、浜田圏域(0.3)で患者発生報告があり注意が必要です。うがい・手洗いの励行等感染予防を心掛けましょう。

○A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域(2.4)の患者報告数は第20週に比べやや増加しています。松江圏域(4.7)ほか、益田・隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。

○伝染性紅斑 ：県内全域(1.1)の患者報告数はほぼ横ばいですが、大田圏域(2.5)及び出雲圏域(2.2)で警報レベル(2.0)を超える流行となっているほか、浜田圏域(1.0)及び益田圏域(1.0)等、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。

○流行性角結膜炎 ：浜田圏域(4.0)で流行しているほか、学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域で患者発生報告があります。夏季に向けて流行の拡大が懸念されます。手洗い等感染予防を心掛けましょう。

○無菌性髄膜炎 ：出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。

○マイコプラズマ肺炎 ：雲南圏域(3.0)の基幹病院定点で患者発生報告が続いています。

○感染性胃腸炎(ロタ) ：浜田圏域(2.0)、出雲圏域(1.5)及び益田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。

○インフルエンザ ：4月中旬以降、Ｂ型(山形系統)及びA2009型が検出されています。

○感染性胃腸炎 ：A群ロタウイルス及びノロウイルスG�Uが検出されています。

○咽頭結膜熱 ：アデノウイルス3型及びアデノウイルス１型が検出されています。

○熱性疾患 ：咽頭炎を伴う症例からコクサッキーウイルスA10型が、また、新生児の症例からパレコウイルス3型が検出されています。

○肺・気管支炎 ：ヒトメタニューモウイルス及びライノウイルスが散発的に検出されています。