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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2016年 第19週 (5/9〜5/15) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件(松江圏域1件、浜田圏域1件、益田圏域1件、大田圏域1件)、つつが虫病が1件(益田圏域)、日本紅斑熱が1件(雲南圏域)、レジオネラ症が1件(出雲圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域(0.7)の患者報告数は減少していますが、益田・隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告が続いており、B型を中心にA型も医療機関で検出(迅速診断)されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域(6.2)の患者報告数は第7週をピークに増減を繰り返しながらも減少していますが、松江圏域(10.3)、大田圏域(9.5)、出雲圏域(7.2)ほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
〇咽頭結膜熱 :県内全域(1.4)の患者報告数は第18週に比べやや減少していますが、出雲圏域(4.4)で警報レベル(3.0)を超える流行が続いているほか、松江圏域(1.4)及び雲南圏域(0.5)で患者発生報告があり、今後の動向に注意が必要です。うがい・手洗いの励行等感染予防を心掛けましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.3)の患者報告数は第18週に比べやや増加しており、大田・隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告が続いています。
○伝染性紅斑 :県内全域(0.9)の患者報告数は第18週に比べやや増加しています。特に、出雲圏域(2.4)で警報レベル(2.0)を超える流行となっているほか、益田圏域(1.0)、浜田圏域(0.7)及び松江圏域(0.4)で患者発生報告があり、今後の動向に注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域(1.0)、松江圏域(0.7)、浜田圏域(0.3)及び出雲圏域(0.2)で患者発生報告が続いています。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域(1.0)及び浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎 :大田圏域(1.0)及び出雲圏域(0.5)の各基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(2.0)の基幹病院定点で患者発生報告が続いています。
○感染性胃腸炎(ロタ) :浜田圏域(1.0)及び益田圏域(1.0)の各基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :4月中旬以降、B型(山形系統)及びA2009型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域でA群ロタウイルス及びノロウイルスGUが多数検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス3型及びアデノウイルス1型が検出されています。
○熱性疾患 :咽頭炎を伴う症例からコクサッキーウイルスA10型が、また、新生児の症例からパレコウイルス3型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這×
感染性胃腸炎減少横這減少 減少横這
咽頭結膜熱横這増加増加 減少×報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 減少報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
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