○インフルエンザ ：★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行警報が発表されています。★ 県内全域の患者報告数(44.6)は警報レベル(30.0)を超える流行となっています。松江圏域 (60.9)、浜田圏域(48.8)、益田圏域(42.6)、大田圏域(42.0)、雲南圏域(37.3)及び出雲圏 域(32.0)の6圏域で警報レベル(30.0)を超える流行となっています。また、隠岐圏域(20.5) では注意報レベル(10.0)の流行が続いています。例年と比べ患者報告数が多い状況となっ ており、注意が必要です。手洗いや咳エチケットを心掛け、感染予防及び感染拡大防止に 努めましょう。

○感染性胃腸炎 ：★島根県薬事衛生課から食中毒注意報が発表されています。★ 県内全域の患者報告数(8.7)は2014年第52週まで増加傾向でしたが、第1週からは減少傾向 です。大田圏域(16.0)、松江圏域(11.1)及び雲南圏域(10.0)では定点当り10.0人を超える 流行となっています。手洗いを十分に行い、食品の取り扱いに注意しましょう。

○流行性耳下腺炎 ：県内全域の患者報告数(0.6)は増減を繰り返しています。隠岐圏域(8.0)では警報レベル(6.0) を超える流行が続いています。益田圏域(0.7)、出雲圏域(0.4)及び松江圏域(0.1)で患者 発生報告があります。

○A群溶連菌咽頭炎 ：浜田圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。松江圏域(7.3)及び出雲圏域(4.6)で患 者報告数が多い状態となっています。

○水痘 ：松江圏域(1.1)、隠岐圏域(1.0)、出雲圏域(0.8)及び雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。

○インフルエンザ ：東部・中部・西部でA香港型が検出されています。

○感染性胃腸炎 ：ノロウイルスG2が多数検出されています。

○肺・気管支炎 ：RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルス、ボカウイルスが検出されています。

○熱性疾患 ：コクサッキーウイルスB1型、ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルスが検出されています。