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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第29週 (7/14〜7/20) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件[3](松江圏域3件[3]、浜田圏域1件)、レジオネラ症が1 件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇手足口病 :松江圏域(1.3)、雲南圏域(1.0)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者報告数(6.6)は第28週まで減少傾向でしたが、第29週ではやや増加し ています。隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(11.3)、大田圏域 (8.0)及び出雲圏域(7.2)では患者報告数が多い状態が続いています。
○咽頭結膜熱 :出雲圏域(1.4)及び松江圏域(0.4)で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ :県内全域の患者報告数(2.6)は減少しています。浜田圏域を除く各圏域で患者発生報 告があり、松江圏域(5.6)では患者報告数が多い状態が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(2.9)は減少傾向です。大田圏域を除く各圏域で患者発生報告 があり、松江圏域(6.4)及び隠岐圏域(4.0)では患者報告数が多い状態です。
○突発性発しん :県内全域の患者報告数(1.1)は増加しています。隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報 告があります。雲南圏域(1.5)、大田圏域(1.5)、出雲圏域(1.4)及び松江圏域(1.3)で は定点当り1.0人を超える流行となっています。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2型、A群ロタウイルス、サポウイルス、エンテリックアデノウイルス が検出されています。
○ヘルパンギーナ :東部でコクサッキーウイルスA4型、A10型が、中部でコクサッキーウイルスA4型が検 出されています。
〇熱性疾患 :コクサッキーウイルスA4、B1型が検出されています。
〇無菌性髄膜炎 :第25週の症例からコクサッキーウイルスB1型が検出されました。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
手足口病横這横這横這 横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
咽頭結膜熱横這横這増加 横這×
ヘルパンギーナ横這横這減少 減少
A群溶連菌咽頭炎減少横這横這 減少
突発性発しん増加増加増加 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 突発性発しん発生推移グラフ
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