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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第24週 (6/9〜6/15) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件[1](松江圏域3件、出雲圏域1件[1])、A型肝炎が1件(浜 田圏域)、アメーバ赤痢が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の患者発生報告数(0.2)は減少傾向です。出雲圏域(0.7)及び松江圏域(0.1) で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者発生報告数(9.6)は増加傾向です。県内全ての圏域で患者発生報告が あり、松江圏域(17.6)及び雲南圏域(13.0)では定点当りの患者報告数が10人を超える 流行となっています。  
○咽頭結膜熱 :出雲圏域(2.8)、松江圏域(1.1)、雲南圏域(0.5)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告が あります。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者発生報告数(2.7)は減少しています。隠岐圏域(5.0)、益田圏域(3.7)、 浜田圏域(3.3)及び松江圏域(3.1)で患者報告数が多い状態となっています。
○ヘルパンギーナ :県内全域の患者発生報告数(1.1)は増加しています。出雲圏域(2.8)、益田圏域(1.3) 及び隠岐圏域(1.0)で定点当り1人を超える流行となっています。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :第24週に東部でA香港(AH3)型が検出されました。
○感染性胃腸炎 :A群ロタウイルス、ノロウイルスG1型、G2型、エンテリックアデノウイルス、サポウ イルスなどが検出されており、5月以降、ノロウイルスの検出が増加しています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型、2型、3型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :東部・中部でコクサッキーウイルスA4型が検出されています。
○肺・気管支炎 :ライノウイルス、パラインフルエンザウイルス1型、3型、ヒトボカウイルスが検出さ れています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
インフルエンザ横這横這横這 横這×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
咽頭結膜熱増加横這増加 横這
ヘルパンギーナ増加横這増加 横這
A群溶連菌咽頭炎減少減少減少 横這
ロタウイルス減少報告なし×横這× 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
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